店舗や住宅に設けられている事が多いシャッターは、細長い金属板を何枚も繋げて作られているもので、日本語では鎧戸と言われます。構造上、様々なサイズの物を作る事ができるので大きいものは工場などの扉代わりに、小さな物は住宅の窓に使われています。
日本で始めてシャッターが設置されたのは1896年に東京の日本銀行本店に設置され、1900年ごろから国産シャッターが出回るようになりました。
使用目的は商店や工場の倉庫などで、営業時間終了後の盗難防止目的で使用されている事が多いです。また、通常の扉と比べると開閉が容易なのも大きな倉庫で扉代わりに使われている理由です。
設置される場所によって上下開閉式、横開閉式、水平開閉式などに分類され、また用途によっては防火シャッターなどと呼ばれる場合もあります。
現在では単に扉代わりとしての使用法の他にも、表面にイラストなどを書いて看板代わりにしたり、表面の素材に拘っている場合も多く、メーカーではそういった要望に対応するために様々なシャッターを販売しています。
シャッターの設置は重量物を高いところに持ち上げたり、左右のバランスを調整する必要がある為設置が難しいものですが、専門業者であれば何の問題も無く設置が可能ですし、設置場所に適したものを選んでくれますのでお勧めです。