最近では防犯対策として、一般家庭でもガレージや窓にシャッターを取り付けることが多くなりました。以前は白色が主流で味気ない印象を与えていたシャッターですが、現在ではカラーバリエーションも多く、建物に合わせた色のシャッターを取り付けることができます。また、シャッターは種類によって、店舗や工場の入口や、一般家庭のガレージ、窓など設置場所が異なるだけではなく「付帯条件」も異なります。例えば、一般的に取り付けられている外壁の開口部のシャッターは、風圧力に対して強くなくてはなりません。防火シャッターや防煙シャッターは風圧力以外に、遮炎性能、熱又は煙感知器連動による自動閉鎖、手動閉鎖装置による随時閉鎖、障害物感知装置などが付帯条件となります。他にも、防臭シャッターでしたら、気密性能、水圧開放シャッターなら水圧スイッチ、非常電源装置が付帯条件となっています。特に防火シャッターや防煙シャッターは火災が発生した際に、安全を守るために活躍するため、付帯条件をきちんと確認する必要があります。シャッターを取り付ける際は、何の目的でどの場所に取り付けるかをよく考えて、付帯条件も参考にしながら適した種類のものを選ぶようにしましょう。