地下鉄や百貨店、工場、倉庫の出入り口にはシャッターが設けられていて、シャッターを閉じておくことで外部から出入りできないようにしています。最近では一般家庭の車庫にシャッターが設けられていることも多く、車の盗難防止に役立っています。車庫だけでなく、住居の窓に窓シャッターを設けて、外部からの視線を遮りプライバシーを保護したり、台風や大雨の際、外部からの飛来物による被害対策をしている家庭もみられます。シャッターの一番の役割は外部からの侵入を防ぐことですが、他にも役割があります。百貨店のシャッターには塗装やデザインを施すことで、店舗閉店後の広告、宣伝の役割を担っています。店舗の広告、宣伝でなくても絵が描かれているの見ると楽しい気持ちになったり、写真を撮る人も多いみたいです。また、地下鉄の出入り口やビルなどの建物内部に設けられている防火・防煙シャッターは、火災が発生した際に、自動的にシャッターが閉まり、火災や有毒ガスが広がるのを防いだり、避難経路を確保する役割をしています。現在ではリモコンやスイッチで誰でも簡単に操作ができる電動のシャッターも多いのですが、その分、事故やトラブルも多いようです。シャッターの開閉には十分に注意しましょう。