シャッターは防犯や防火において頼りになる反面、人が挟まれれば大怪我を負ってしまう危険があります。それを防ぐためにも定期的なメンテナンスや修理・交換が必要になります。しかし、その際に忘れてはいけない場所があります。それが、シャッターに使用されている電池です。当然、電池は使い続けていれば切れてしまいますので、いざというときに電池切れということが無いようにご注意ください。
それでは、電池はどこに使用されているのでしょうか。まず、「障害物感知装置」に使用されています。これがあることで、センサーに人や物などの障害物がある時、勝手に閉まってしまう事を防ぐのです。逆に言えば、電池が切れていれば働かず、障害物はシャッターの強い力で挟み込まれてしまう事でしょう。似たようなもので、防火シャッターの危害防止装置でも使用されています。防火シャッターの危害防止装置は、平成17年12月より設置が義務付けられました。その中継器に用いられる電池の寿命はせいぜい5年程度で、電池が切れれば装置が作動しなくなります。
電池の寿命は、使用回数や周辺の温度などによっても変化します。そのため、取扱説明書に記載されているより短い期間で電池が切れてしまう事もあります。そうならないよう、電池の状態には充分にご注意ください。電池の交換はご自身で行うのもよいですが、シャッター業者にご依頼いただいても構いません。その際は、電池以外の点検もご依頼されるとより安全性が高まるでしょう。
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