住宅などの車やバイクを、盗難から守るうえでシャッターは非常に有効です。外からは見えないという点でまず狙われにくくなりますし、シャッターを破壊しなければいけないという手間が、泥棒のターゲットから外れやすい理由になるからです。もちろん、雨や風などからも守ってくれますので、大切な愛車をシャッター付きの駐車場に入れている方は多いでしょう。もし長年使用しているシャッターの場合は、機能に劣化が起きている場合がありますので、注意が必要です。頑丈でかなりの重量になるシャッターは、利用方法によっては大きな事故が起きる事があるからです。ボタンによる操作で開け閉めをするタイプのシャッターが広く普及していますが、このボタンの誤操作・誤作動により体が挟まれてしまう事故が起きています。こういった事故を防ぐためには、まずは利用者が操作するときに人や物が無いか確認する、シャッターの付近で子供を遊ばせない、閉まろうとしているシャッターを手で開けようとしない、などの注意が必要です。危険を察知して降下中のシャッターを開けようとして、「開」ボタンを押しても上昇しないタイプもあり、パニックになってしまって正しい操作ができないという事例も起きています。メーカーや型式によって操作が違う事がありますので、新しいシャッターに取り換えた時に必ず確認しましょう。一方、このような事故を防ぐために、シャッターも進化を続けています。例えば下降時に物に当たると停止、上昇する、急降下した時に自動で停止するなどの装置が付いたシャッターがあります。ご家庭のシャッターも、このような新しいものに交換する事で事故防止につながります。
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